アトキンスダイエットをどこかで聞いたことがあるでしょう?とてもきつい食事制限を行うことで有名なダイエット方法です。
アトキンスダイエットとは、低インスリンダイエット(低インシュリンダイエット)の元になったダイエット方法です。アメリカの循環器医師のロバート・アトキンス(Robert Atkins)博士が考案しました。
アトキンス博士は、ミシガン大学卒業、1955年にコーネル大学で医学博士号取得。心臓学が専門で、40年以上の臨床経験があり、1972年に「Dr. Atkins' Diet Revolution」(ドクター・アトキンのダイエット革命)が出版し、ダイエット理論で有名になりました。1989年に「低炭水化物ダイエット」関連商品を販売する米アトキンス・ニュートリショナルズを設立しました。
アトキンスダイエットの理論は、基本的には低インスリンダイエットと同じと考えてよいでしょう。糖質を含む炭水化物をカットすると、カラダはエネルギー確保のために脂肪を燃やし、結果として体脂肪を落としダイエットが出来という理論です。
食事すべてを制限するのではなく、炭水化物の摂取を制限するだけでダイエットできるという考え方です。1日3食はきちんと食べますが、パン、パスタ、穀類などの炭水化物を控えて、代わりに赤身の肉などの高タンパク食品を取ること勧めます。軽い運動も推奨されます。
このダイエット方法の有効性については賛否両論があります。かなり厳しい炭水化物制限を行うので、人によっては健康を害する恐れがあります。
アトキンス博士は、2003年4月8日にニューヨークの事務所前の凍った歩道で転倒し、頭を強打し入院しました。この時のアトキンス博士の体重は195ポンド(約88kg)でしたが、4月17日には258ポンド(約117kg)になり、そのまま心筋梗塞で亡くなられました。72歳でした。
最近では、アトキンスダイエットは下火になっています。